ダニアレルギーは4つある

 

  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • 食物アレルギー
  • アレルギー性鼻炎

 

最近特にダニによるアレルギーが増えています。
その原因にチリダニの増加があります。

 

チリダニが増えるのは、

  • 昔の家屋より気密性の高くなったこと
  • 窓を締めきることが増えたこと
  • 暖房で冬も暖かく、ダニが繁殖しやすくなっていること
  • カーペットを使っている家が多いこと

などがあげられます。

 

 

ダニアレルギーの増加

 

アレルギーとは

免疫機能が過剰に働き過ぎてしまう状態です。
ダニや花粉などアレルゲンが体に入ってくることで起こります。

 

 

ダニアレルギーの原因になるダニとは

 

ヤケヒョウダニやコナダニといった室内に生息している小さいダニです。
このダニの死骸、フンがハウスダストになり、アレルギーを起こします。

 

 

ダニアレルギーとハウスダストアレルギーは同じ意味です。
ヤケヒョウダニ、コナダニはまとめてチリダニともいいます。

 

※ハウスダスト=繊維、フケ、髪の毛、食べかす、抜け毛、花粉、カビ、ダニの死骸やフン

 

 

ダニ対策の基本は、駆除と除去

 

ダニを殺しても、死骸を放置すればアレルゲンになります。
そのため、駆除したら必ず掃除で取り除く(除去)が必要です。

 

また、ダニを住みにくくする、ダニが住みやすい所をなくすことも大切です。

 

特に寝具の対策が大切です。
家にいる間、長く過ごすのは布団の上です。
そしてダニは夜行性の生き物
寝ている間中、ダニアレルゲンを吸ってしまいます。

 

ただどんな家でも必ずダニは発生しており、ゼロにすることは不可能。
日頃の対策でダニが繁殖しにくい環境を作りましょう。

 

 

ダニはどこにいる?

ダニ対策の前に、ダニはどこにいるのかを確認

 

  • ダニは、埃がたまるところに必ずいる
  • 布団やカーペット、ソファー、畳、フローリングの隙間
  • じめじめしていて、カビが生えているところ

 

畳には、フローリングの100倍のダニがいます。
天然の畳はとくにカビが生えてダニの温床になります。

 

最近では、化学畳の普及が8割を超えていますが、アレルギー体質のある家庭では、天然の畳を使っている場合があり、これがカビ(ダニのエサ)を増やしダニのすみかになる危険があります。

 

また、カーペットは畳よりさらに悪く、畳の100倍、フローリングの10000倍のダニがいるとされています。

 

 

 

その1.ダニを駆除する

子供がダニアレルギーと診断されたらやるべき対策

  • 殺虫剤で駆除
  • 熱と乾燥で殺す
  • 水洗いで洗い落とす
  • 掃除機で吸い取って殺す

 

 

ダニ殺虫剤

殺虫剤には、燻煙タイプやスプレータイプなど様々なものがあります。

 

燻煙剤や殺虫剤は即効性がありますが、かけたままだと、ダニの死骸が残ります。
また昼間に燻煙を焚いても安全な所に隠れてしまい、効果は限定的

 

 

熱と乾燥で殺す〜布団乾燥機

 

ダニは「熱」と「乾燥」には弱く、50℃では30分で死滅します。
布団乾燥機は、有効(後で水で死骸を洗い流す必要がある)

 

布団クリーニングサービスもあるので、布団乾燥機をもっていない方は、このサービスを使うのもありです。

 

掃除機

掃除機掛けは、エサも取り除けるのでおすすめです。
週に2回は、1m2あたり20秒かけます。

 

吸引力の強い掃除機なら、掃除機内でダニは乾燥死します。

 

 

その2.ダニを除去する

  • 水洗いで洗い流す
  • 掃除機で吸い取る

 

水洗い
カーペットや毛布など洗えるものは洗濯機で洗います。
枕カバーやシーツを週に1回洗濯します。

 

洗った後しっかり乾燥させないと、カビが生えてダニのエサになるので注意が必要です。
家庭で完全に乾かせないものは、プロに頼みましょう。

 

特に夏に押し入れにしまい込んでいた布団や毛布はしっかりダニを殺してから使います。

 

 

掃除機の正しい使い方

紙パックは再利用せず、なるべくまめに取り替えます。
畳1枚3分かけてゆっくり掃除機をかけます。

 

ダニの死骸を取り除く効果、エサとなるフケやほこりを取り除けるため、掃除機は有効な方法です。
ただ、生きたダニは、掃除機程度の風力では取り除けません。

 

布団の天日干し

ダニは50度以上の熱で死に、60%以下の湿度が苦手です。

 

天日干しは、布団類を乾燥させ住みにくくする効果はありますが、ダニは布団の奥の方に逃げてしまうので殺ダニ効果は限定的(湿度を下げることに効果があるが、アレルゲンは減らない)

 

布団は叩かず掃除機をゆっくりかけます。

 

布団を叩いてしまうとダニの死骸やフンが砕けてアレルゲンになるので、叩かず掃除機で吸い取りましょう。

 

ダニ取りマット

ダニ取りマットは、ダニの駆除と除去の両方ができる有効なダニ対策
また殺虫剤や薬品を使ってないため安全です。
さらに布団の丸洗いのような手間もかかりません。

 

 

ダニを住みにくくする方法

ダニを住みにくくする

ダニのエサになるものを減らす

室内を乾燥、湿度60%以下にする
こまめに掃除する
ダニが潜り込めるところを作らない(じゅうたんやカーペットなど)

 

 

ダニのエサになるものを減らす

食べこぼしやフケはダニのエサになります。
1gのあせでダニが300匹生息できます。
毎日の掃除を丁寧にしましょう。

 

 

室内を乾燥、湿度60%以下にする

換気、通風、乾燥は大切。
換気はダニ対策に効果的ですが、いくつか注意点があります。
窓は2カ所以上開ける。いくら換気扇を回しても、窓を開けていないと風は通りません。

 

夏のじめじめしている日は、エアコンや除湿器を回すなど、季節に応じて除湿

 

室内で洗濯を干す、風呂のドアを開けたままにする、炊事など、湿気を増やす作業は少なめに

 

 

 

ダニが潜り込めるところを作らない

防ダニシートは、超高密度の繊維です。
繊維の密度が高いためダニが入り込めず大きな効果が期待できます。
ただしシート代が数万円とコストも高いです。

 

寝具は綿や羽毛より化繊のものがダニが住みにくいです。
できれば高価ですが、高密度繊維、シーツが良いです。

 

枕の素材は、スポンジかパイプなど丸洗いできるもの
羽毛は湿気を吸って虫が湧きやすいのでNG

 

思い切って絨毯をやめる、
防水性のあるソファーを使う(水拭きできる)
洗える素材のカーテン
などを使うと効果的です。

 

 

室内でペットを飼わない

できれば、ペットは飼わない方がいいです。
特にペットの中では猫アレルギーが多いです。
また、猫アレルギーがなくても、フケや毛などがダニの良いエサになります。

 

飼っていてどうしても手放せない場合は、毎週2回しっかり洗いましょう。

 

ダニは夜行性なので夜でもできる対策が大切です。