家の造りの違いとダニの生態の変化

昭和54年から昭和55年にかけて作られた「住宅に関するエネルギー法」で住宅の形が変わりました。

 

元々の日本の家屋は隙間だらけで冬などのエネルギー消費が大きく気密性の高い家を作ることでエネルギーしおりを減らそうとしました。

 

その結果できたのは旧タイプの家、以前の家より暖かい家です。

 

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

しかしこの家には

  • カビが生える
  • ダニが出る
  • 結露する

という3つの落とし穴がありました。

 

外の空気は入りませんが、外の寒さは伝わってきます。

 

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

それで家の中の隙間のところで水滴ができて結露ができます。
そうすることでカビが生えたり、そしてカビが生えたことでダニも住みやすく、ダニの量も増えるようになりました。

 

それで問題になったのがアレルギーのに悩ませる人が3人に1人という凄い割合になってしまったことです。

 

そこで平成11年に住宅のエネルギー法が改正されて新しい家が誕生しました。

 

これが新タイプの家です。

 

新タイプの家の特徴

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

新タイプの家は天井や外壁などの断熱材の厚さが決められていて、2重サッシや3重サッシが使われていて気密性が高く温度が伝わりにくくなっています。

 

このように新しいタイプの家ではエネルギーを消費を抑えるため、気密性が高く断熱の高い住宅の作り、いわば水筒のような仕組みをもつ住宅を作りました。

 

ここで必要になったのは空気を喚起させる仕組みです。

 

ダニが繁殖する条件

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

ダニが沢山発生する条件は次の3つです。

 

高温多湿の環境にあること

高温多湿というのは温度が20度から30度の間で湿度が60%から80%

 

特に旧タイプの家では冬の湿度が10度以下になることもありますし、湿度も結露して80%を超えることがあります。

 

それでダニ繁殖には9タイプの家の方が繁殖しやすいです。

 

ダニは卵から生まれて幼虫になりそして成虫に進化しますが、幼虫は寒い温度に弱くて死ぬ幼虫がたくさんいます。

 

えさがあること

室内に住んでいるダニは室内のチリを食べています

 

ダニアレルギーというのは

  • 人間のフケ
  • 垢ペットのフケ
  • 花粉など

色々な成分でカビなどを食べることもあります。

 

種類によって食べるものは多少違いますが、このようなチリを食べる事でダニは生息しています。

 

潜れる環境があるところ

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

室内にいるダニのほとんどは夜行性で昼間はじっとしていますが、夜中に活動します。
光が当たりにくい所に多くいて掃除機などでチリが取り除かれない所に多くいます。

 

例えば絨毯をしいているところや、ソファーに綿が入っている布団などに多くいます。
絨毯やソファーでも素材によってはダニが寄り付きにくいものもありますし、たくさん繁殖するところもあります。

 

室内から消えたダニ

増えたダニ昭和から平成にかけてダニのたくさん生息している種類も変わるようになりました。

 

それは畳の種類が変わったことが原因です。

 

殺すだけではだめ!ダニアレルギーは死骸や糞で発症する

 

まず以前の日本の家屋では自然畳といって藁を重ねて作っていて、ダニが繁殖しやすい素材が畳になっていて、ダニが繁殖しやすくなっていました。

 

しかし最近は化学畳といって、畳の素材がわら以外のものに変わったことでダニが繁殖しにくくなりました。

 

自然畳はダニが自由に歩ける空間があって、わらがたくさん水を吸っていて、高温多湿の環境になっていて、くん煙剤などをまいても藁の中には薬剤が浸透せず、掃除機で吸い取る落としても吸い取ることができません。

 

わらの中にはカビがたくさん生えていて食物も豊富にあり、ダニが繁殖するのに格好な場所でした。

 

ツメダニなど、他のダニを食べるダニはチリダニなどを食べて生息します。
チリダニなどはふけ・垢などを食べて繁殖します。

 

しかし化学畳が普及してきてダニの量が減りました。